Illustrator Quick Reference
マニュアルは専門用語が多くわかりにくいという方に便利。実際の現場を想定して解説した「おじさんにも分かる」クイックリファレンス。です。

オーバープリント : 黒文字を背景に重ねる印刷ズレ対策

CATEGORY : クイックリファレンス | UPDATE : 2008.10.11
ウインドウ>属性を表示>塗り(線)にオーバープリント
ウインドウ>属性>塗り(線)にオーバープリント

2色以上で印刷する場合、まったくズレないで印刷されることは理論上あり得ません。印刷ズレが生じても目立たなくする手法が「オーバープリント」や「トラッピング」にあたります。
オーバープリント(以下OP)は、カラーや写真が背景の黒文字に対して設定する方法で、通常文字が重なる部分は背景が文字の形で白抜き(画像左)になりますが、この白抜きを無効化(画像右)し、背景の上に文字を重ねて印刷します。これにより印刷ズレが生じても文字のフチに白線が出なくなります。

※印刷の黒インキは完全な不透明色ではないので、OP を設定すると背景色が若干透けて見えます。大きな黒文字で気になる場合は、他のプロセスカラーを加えて目立たなくします。

OP の効果は「乗算」に似ていますが、背景色と同じ色が1%でも含まれていると無効になる仕様ですので、色の掛け合わせに使用すると意図しない結果になる場合があります。また、出力機によってはすべての OP を一旦キャンセルし、自動的に OP 処理を行う機種もありますので、デザイン的な意図で OP を使用、未使用の場合は、印刷所に伝えることが必要です。

※各色50%でオーバープリント設定。同色では効果がキャンセルされます。

クリッピングパス : 切り抜き写真の配置

CATEGORY : クイックリファレンス | UPDATE : 2009.01.10
写真をパスでトレース後、パスパレットのオプションで設定

配置した写真を Illustrator で切り抜きする場合は、クリッピングマスクを使用します。あらかじめ切り抜きされた写真を配置する場合は、事前に Photoshop のクリッピングパス機能で切り抜きを行う必要があります。
▶設定手順(Photoshop) : 写真をパスでトレース→パスパレットの「オプション→パスを保存→クリッピングパス→パス」から保存したパス名を選択。
クリッピングパスは、パス名がパスパレットで縁取り文字で表示されます。

※右が事前にフォトショップでクリッピングパスの設定をした写真

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