Illustrator Tips
4色のカラー印刷より難しい特色印刷のデータ作成。「特色印刷、ルーペで見たら、4色カラー」なんてこともあるようです。

スウォッチライブラリから特色を使う

CATEGORY : 特色データ作成 | UPDATE : 2009.02.26

特色でデザインや印刷のバリエーションを広げる

Illustrator には DIC Color や TOYO Color、PANTONE、Web など、数多くのカラーが用意されています。この中で主に印刷に使われるカラーを「特色」と呼び、CMYK のプロセスカラーでは得られないカラーバリエーションの、デザインや印刷を実現します。

ウィンドウ>スウォッチライブラリ>DIC Color Guide

1 - ライブラリから使う特色をスウォチパレットに追加

ここでは印刷などで最も多く使われる「DIC カラー」を例に解説します。
?「ウィンドウ>スウォッチライブラリ> DIC Color Guide (8.0はDICCOLOR、9.0はDICcolorの名称) 」を選択し、パレットを表示。バレットから使用する特色をダブルクリック、または「オプションメニュー>スウォッチに追加」。追加した特色以外、不必要なカラーは削除したほうが作業はしやすくなります。

2 - 特色で印刷する場合のデータ作成の注意

特色をデザイン上のカラー設定として使用し、CMYK 4色のプロセスカラーで印刷する場合はデータ入稿時に、「フィルタ>カラー>CMYKに変換」で、プロセスカラーに変換します。
特色を使って印刷する場合は、データの作成方法が異なります。
?特色インキで印刷する場合は、特色以外のカラーは使用できません。注意は、特色がプロセスカラーに変換される「フィルタ」や「効果」の一部もそのまま使えないことになります。例えば「ドロップシャドウ」のように、シャドウのカラーをスウォッチから特色を選択できる場合は OK ですが、「3D」などは使わないか、特色だけの設定に変更する必要があります。
?プロセスカラーに変換された場合は、「オブジェクト/アビアランスの分割」でオブジェクトを分割し、特色だけの設定に変更します。下は「効果>3D」で作成したオブジェクト (左) を「オブジェクト>アピアランスを分割」でパスを作成、そのパスを利用し、特色だけを使ったグラデーションで設定し直したものです。 (右)
特色データの作成方法は「特色を使った印刷用のデータを作成する」を参考にしてください。
HOME特色データ作成スウォッチライブラリから特色を使う