デザイナーのためのAdobe Illustratorの基本操作と使い方

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印刷データ作成の基本
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CATEGORY : 印刷データ作成の基本 | UPDATE : 2011.02.22

【トリムマーク】
商業印刷に必要な「トンボ」の種類と用途

Illustrator CS以前でトリムエリアを「トンボ」と表記したことから、トリムエリア、トリムマーク、トンボの区別が分かりにくくなりましたが、この記事は商業印刷に必要な「トンボ」の解説で、Illustratorではフィルタ→クリエイト→トリムマークで作成します。

※点線は解説用ですので、データ作成上は必要ありません。

【トリムマーク(トンボ)の種類と用途】

  1. コーナートンボ(内トンボ):仕上り領域(a)を表し、印刷後にこの線で用紙が裁断(化粧裁ち)されます。裁ちトンボ、仕上りトンボとも呼びます。
  2. コーナートンボ(外トンボ):印刷領域(b)を表し、通常は仕上り領域から3mm外側まで(塗り足し)印刷します。製版トンボ、塗り足しトンボとも呼びます。
  3. センタートンボ:多色印刷の色合わせや両面印刷の位置合わせ、大きな印刷用紙に複数まとめて印刷する際の面付けなどの “見当合わせ” に使用します。見当トンボとも呼びます。
  4. 折りトンボ:印刷後に折り加工を行う際の目印を表します。用紙の中央で折り加工を行う場合はセンタートンボで代用します。
  5. 裁ち落とし領域:印刷後に裁断されて取り除かれる部分で、裁断でズレが生じた場合の印刷予備領域になります。塗り足しやドブとも呼びます。
  6. 仕上り領域:白い領域が印刷完成品の仕上りサイズになります。
  7. 印刷の安全領域:仕上り領域から3mm以上内側が、印刷や裁断でズレが生じても安全な領域になります。文字は必ずこの領域に配置します。
  8. オブジェクトの裁ち落とし:背景色や写真を用紙いっぱいに描画する場合は、裁ち落とし領域まで広げます。

【オフセット輪転印刷機のトリムマーク(トンボ)】

オフセット輪転機(オフ輪)で印刷する場合は、トリムマークの入れ方が多少異なります。オフ輪印刷は「塗り足し」と「化粧裁ち」がありませんので、コーナートンボはサイズの目安となる単線のトンボ(シングルトンボ)になります。しかしIllustratorで作成した二重線でも特に問題はないようです。

※点線は解説用ですので、データ作成上は必要ありません。

オフ輪印刷のトンボには明確なフォーマットが無く、印刷所により違っているようですが、経験上「絵柄トンボ」で作成すれば問題はありませんでした。また、印刷領域は規格サイズとは若干異なりますので、事前に打ち合わせが必要になります。